ソマリア沖派兵をやめよ!海上自衛隊呉地方総監部に抗議申し入れ

広島県連絡会からの報告です。
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 遅くなりましたが、2月14日(土)に海上自衛隊呉地方総監部に対して、ソマリア沖派兵をやめるよう抗議の申し入れに行きました。またその日、あの田母神前航空幕僚長が呉市内で講演をするというのです。抗議・申し入れとあわせて「田母神はヒロシマに来る資格はない!」と、駅前で街宣と9条署名を行いました。80筆が集まりました! 通常、街宣・署名活動を行っている広島市内よりも、「自衛隊海外派兵」という言葉に多くの人が反応します。「大和ミュージアム」や「海軍さんのカレー」等々、軍都を押し出し、観光の「目玉」にしている呉ですが、基地の街に住む人々は戦争を望んでないということを改めて感じました。

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 呉地方総監部へは14名もの仲間が集まり、広島県連絡会と婦人民主クラブ全国協広島支部が申入書を手渡しました。麻生首相、浜田防衛大臣、杉本海自呉地方総監宛に申し入れを行ったのですが、私も含め、参加者の思いは「現場の自衛隊員に私たちの声を届けたい! 軍服を着た労働者として、団結して共に戦争協力拒否の闘いにたちあがろう!」ということです。目の前には呉管理部総務の松下という人物が申入書を受け取りに門前に来ているんですが、私たちの気持ちは、戦場に行かされる自衛隊員に向いています。

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 昔、社会党の反戦・平和のスローガンに「自衛官のお嫁にはならない」というスローガンがあったそうですが、私たちは「自衛隊の存在自体が憲法違反。だから自衛隊員は“敵”」ということではなくて、私たちの“敵”は麻生首相や御手洗経団連会長だということをもっともっとアピールしていかなければ、と感じました。
 3月上旬に呉からソマリアへ向けて護衛艦2隻が出撃して行くといいます。現地での抗議行動を行いますので、まだスケジュールは決まっていませんが、全国からも参加をお願いいたします。(事務局・谷口)

●広島県連絡会の申入書
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「さざなみ」「さみだれ」をソマリア沖へ派兵するな!
海上自衛隊のソマリア沖派兵の中止を求める要請書

内閣総理大臣 麻生太郎様
防衛大臣 浜田靖一様
海上自衛隊呉地方総監 杉本正彦様

2009年2月14日

とめよう戦争への道!百万人署名運動広島県連絡会
〒730-0016 広島市中区幟町14-3-303
TEL&FAX:082-221-7631

 私たちは、アフリカ・ソマリア沖への自衛隊派兵に強く抗議します。しかもそれが、ここ呉から出動するということに黙っていられません。 「さざなみ」「さみだれ」の訓練をただちに中止し、ソマリア沖派兵をやめるよう申し入れます。
 浜田防衛大臣、杉本総監は、こうした自衛隊の海外派兵が憲法違反であることは百も承知であるはずです。また「海賊対策」なるものが、派兵ありきの作り上げた「対策」、口実だということもまた前提でしょう。しかし、こうした違憲行為を私たちが許していると思ったら大間違いです。実際、憲法9条を無きものにしたくてもできない現実が、労働者・民衆の戦争を拒否する気持ちを示しています。
 ソマリア沖への自衛隊派兵は、石油権益の要である中東、そしてアフリカの資源・市場を確保するために何とか軍事的プレゼンスを展開したいということが目的です。また、集団的自衛権の実質的発動が狙いであり、自衛隊を、実戦で武器を使い敵をせんめつできる軍隊にしたいのです。
 冗談ではありません。今世界大恐慌情勢の中で、労働者が路頭に放り出されています。自衛隊に入隊する若者も生きるために自衛官になっています。人を殺し殺される軍隊・軍人になりたいわけではありません。
 大臣や総監は実際に人を殺しもせず、殺されるはずもない場所にいながら、自衛官を殺人マシーンにしたてあげようというのです。これまでイラクへ陸自や空自を送り込み、インド洋へは今も海自を派兵しています。しかしこのことをもって、自衛隊がおよそ軍隊とはいえない存在であることが骨身にしみたのでしょう。ソマリア沖へは米海兵隊のグリーンベレーともいうべき「特別警備隊」を送り込み、まずはそうした「精鋭」から国家に忠実な軍人・軍隊を作ろうというのです。
 本日、田母神前航空幕僚長が呉市内で講演をするというのも、憲法に違反しようが、現地の人が望んでいなかろうが、侵略軍隊だと見られようが、それは予めの濡れ衣だ、とでも言いたいのでしょう。しかし、事実は日本軍は侵略軍隊であり、アジアでもアラブでも自衛隊は侵略軍隊として迎えられるということです。
 自衛官の皆さん、敵は「海賊」でもイラクやアフガニスタンの人々でもありません。私たちの敵は浜田防衛大臣であり杉本総監です。倒すべきは麻生であり資本主義です。労働者として共に闘いましょう。









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